MEO対策に業者の依頼は不要!自分でGoogleマップの対策をするときの注意点やポイントを解説
Googleマップから集客するMEO対策をしてみたいけど、業者に依頼しなければならないのか。
上記のようにお考えのオーナー様も多いでしょうが、実際のMEO対策は自分一人でも行うことが可能です。
自分でMEO対策する場合には注意すべきポイントがありますので、せっかくの集客が逆効果にならないよう、当記事を読んでおくことをおすすめします。
- MEO対策に業者依頼が不要な理由
- 自分で行うMEO対策のやり方
- MEO対策を自分で行う場合の注意点
EO対策とは「Googleマップから集客する方法」
MEO対策とは、Map Engine Optimizationの略語で、「マップエンジン最適化」と呼ばれています。
Googleマップ上であなたの店舗を目立たせることにより、集客の成果を大きくすることが可能です。
ネット上での集客手法には、SEO(検索エンジン最適化)対策やリスティング広告など多くの方法がありますが、SEO対策は成果が出るまでに時間がかかり、本格的な取り組みには専門的な知識と経験が必要です。
また、リスティング広告は広告費を支払えばすぐにアクセスを獲得できますが、競合も多いです。
その中でお客様を集め、実際の購入につなげるには広告費とマーケティングスキルが必要になってしまいます。
それに対して、MEO対策は「無料で」「即座に」顧客を獲得することができます。
MEO対策に業者は不要な3つの理由
MEO対策に業者が不要な理由は3つです。
- SEO対策より効果が出やすい
- 挫折のリスクがない
- オーナー向けのMEO対策情報がたくさんある
それではひとつずつ解説していきますね。
1.SEO対策より効果が出やすい
MEO対策は、SEOよりも効果が出やすいのが最大のメリットです。
SEO対策は始めてから数カ月~半年は成果が出るまで必要ですが、MEO対策は早くて1週間で変化を感じられる場合も。
SEO対策よりもやり方も分かりやすいため、わざわざ業者に頼まなくても自力で挑戦できますよ。
2.挫折のリスクがない
MEO対策では、「今すぐ客」を集められて成果が見えやすいため、1人でも挫折しません。
Googleマップであなたのお店を発見したお客様は、すぐに来店してくれます。これは、今すぐ客ばかりが集まるため、スピード感があるということです。
時間がかかるSEO対策は自分で行っても、「これで合っている?」と不安を感じて挫折しやすいです。
ですが、MEO対策はすぐに来てくれるお客様を集められるため、結果が出るのも早く、挫折するリスクがありません。
そのため、あえて業者に頼む必要がないんです。
3.オーナー向けのMEO対策情報がたくさんある
MEO対策には店舗のオーナー様向けにネット上に多くの情報がありますし、分かりやすい書籍も販売されています。
ネットにくわしくない方でも、対策することは可能ですが、実際に行っているオーナー様は少ないのが現状。
Googleマップで自分の業種を調べてみると、「ビジネスオーナーですか?」という表示がたくさん目に入るはずです。
これはMEO対策している同業者が少ないことを意味しています。
自分でできるはずなのに、MEO対策していない同業者ばかりなので、早目に対策することでライバルと一気に差をつけられるようになります。
正しくMEO対策すれば、業者に依頼せず、自分でも成果を出せますよ。
ただ、Googleマップの検索結果には「3つ」しかお店が表示されません。
少ない上位表示の枠に入るためには、MEO対策の正しいやり方を行うことがポイントになります。
自分で行うMEO対策の具体的な方法
MEO対策の具体的な方法4つのステップをお伝えします。
- Googleマイビジネスにお店の情報を載せる
- ホームぺージやSNSにお店の情報を掲載する
- Googleマップでの順位をチェックする
- 口コミを集める
1.Googleマイビジネスにお店の情報を載せる
Googleマップにあなたのお店を表示されるには、まずGoogleマイビジネスに登録します。
登録が完了すると、管理画面が出てきますので、そこからお店の詳細な情報を入力していきます。
何から登録して良いのか分からない場合は、Googleマイビジネスの一番下に「あなたのお店に不足している施策」が掲載されているため、そこから手を付けていくのも良いですよ。
2.ホームぺージやSNSにGoogleマップの情報を掲載する
Googleマップで上位表示させたい場合、できる対策を幅広く行う必要があります。
実はGoogleにはユーザーファーストという基本的な方針があり、ユーザーの利益になるコンテンツが上位に表示されるのです。
MEO対策も、Googleマップを見た時により多くの情報があった方が分かりやすいというユーザーの利益を考えたものです。
お客様の行動を考えると、次のようになります。
- ホームぺージやSNSであなたのお店を発見する
- 行きたいと思う
- そのまま場所を調べる
- 予約や来店する
このときホームぺージやSNSにGoogleマップが載っていないと、お客様はわざわざマップを検索し直すことになります。
これはお客様の不利益になるので、スムーズにお客様が行動できることを考えてマップを掲載しましょう。
ホームぺージのブログやSNSのコンテンツを作成するときも、お客様の利益を考えると、Googleからの評価が上がりやすくなりますよ。
3.Googleマップでの順位をチェックする
Googleマイビジネスで設定した後、必要なのが分析と改善です。
毎月1日にチェック、など定期的に検索順位をチェックしていきましょう。
最初はMEO効果が気になり毎日チェックしたくなりますが、順位を見て改善することが大事なので、毎日見るのはやめましょう。時間がもったいないですから…。
検索順位をチェックするときに大事な点は2点です。
- シークレットモードでチェックする
- お店から近い距離の場所で確認する
Googleは個人の検索結果から好みを把握し、その人に合わせて微妙に検索結果を変えています。
よくアクセスするサイトを上位に表示するため、あなたのスマホやPCで見ると、自分のお店が上位表示しやすくなるのです。
正確な検索結果を把握するには、必ずシークレットモードで確認してくださいね。
また、Googleマップはあなたの現在地から近い店を優先的に表示します。
お店から近い距離の場所で検索順位をチェックすると、お客様の行動とリンクしやすいため、正確な情報になりますよ。
毎回計測値が変わると正確なデータが取れないため、同じ場所で計測するのもポイントです。
4.口コミを集める
お店に行く際、口コミは必ずチェックしますよね。
実際に行った方の情報は貴重なので、口コミが良い店にしか行かないお客様も珍しくありません。
たとえGoogleマップで上位に表示されても、口コミがなければ実際に足を運ぶ可能性は少ないです。
できるだけ多くの口コミを集めるようにしましょう。
悪い口コミが集まったらどうしようと不安になるかもしれませんが、改善点がはっきりするという点で実は良い情報なのです。
些細なことにも気を配り、悪い口コミがつかないようにするのは基本ですが、多忙や人出不足のため、パーフェクトにいかない時だってありますよね。
ついてしまった悪い口コミには真摯に対応することで、結果的にお客様からの信頼を得て、業務の改善にもつなげられますよ。
MEO対策を自分で行う場合の注意点
MEO対策は自分でも行うことができますが、間違った運用をするとアカウントが停止する可能性もあるんです。しっかりと注意点を理解した上で運用を開始しましょう。
- Googleのポリシー違反
- 偽の口コミは禁止
- 自分のSNSで複数投稿はNG
1.Googleのポリシー違反
MEO対策する際、最も注意が必要なのは、コンテンツのポリシー違反です。
Googleには投稿に関する明確なポリシーがあるため、これまで本格的に順位をあげるための投稿をしてこなかった方は知らないうちに違反してしまう可能性も。
ハラスメント、ヘイトスピーチ、性的描写、暴力的な表現など、さまざまなポリシー違反が存在するため、投稿を始める前には必ずGoogleのコンテンツポリシーには目を通しておきましょう。
特に注意が必要なのは、居酒屋やバーの投稿です。Googleヘルプセンターの「投稿に関するヒント」には以下のように記載されています。
規制された商品やサービス: 規制されている業界で商品やサービスを提供する場合、投稿の使用は許可されますが、商品自体に関連するコンテンツを投稿することはできません。規制対象の業界には通常、成人向けサービス、アルコール、タバコ、医薬品、ドラッグ、健康および医療向け機器、ギャンブル関連サービス、花火、武器、金融サービスが含まれます。
Googleヘルプセンター
お酒を扱う居酒屋やバーでは通常の投稿は可能ですが、お酒自体をメインにした商品の登録や投稿は削除される可能性もあるため注意しましょう。
2.偽の口コミは禁止
Googleマップで口コミが投稿され、オーナーが返信することでユーザーからの信頼度がアップするだけでなく、情報が蓄積するためMEO対策として効果的です。
口コミで注意する点は、口コミ欲しさに偽の口コミを投稿してしまうこと。
2023年6月、詐欺行為を行った悪質な業者に対する法的措置をすることがGoogleから発表されています。ユーザーが口コミを書きたくなるような店舗作り、口コミを自然に促すシステム作りを行うことが重要です。
3.自分のSNSで複数投稿はNG
前述した偽の口コミに通じるものがありますが、サイテーション(他のサイトからの引用)を増やそうとして自分のSNSから店舗情報を投稿するのもNGです。
XやInstagram、Facebookなど、一人でも複数のSNSアカウントを運用できますが、SNSが異なってもIPアドレスが同じことはすぐにGoogleには分かってしまいます。
悪質な手口はすべてGoogleにバレることは覚えておきましょう!
Googleマップに投稿した内容を店舗のSNSにも投稿したり、各種ポータルサイトに登録したり、正しい運用を行う方がはるかに効果的ですよ。
MEO対策に業者依頼は不要ーまとめ
実店舗の集客に欠かせないMEO対策ですが、自分で対策できるため、業者にわざわざ依頼する必要はありません。
その理由は3つです。
- SEO対策より効果が出やすい
- 挫折のリスクがない
- オーナー向けのMEO対策情報がたくさんある
自分でMEO対策する際にはGoogleポリシーを遵守するという注意が必要です。
ポリシー違反を続けると、せっかくのMEO対策が逆効果になってしまいます。
SEO対策を行っている業者からすると簡単なMEO対策ですが、うっかり危険なMEO対策をしてしまわないよう十分に注意してくださいね。
もし札幌市や近辺の市町村でMEO対策に不安がある場合は、さっぽろ集客プラスにご相談ください。直接気になる点をお伺いし、アドバイスさせていただきます。
あなたの現状に本当に必要な対策のみを無料でお伝えしますので、気になる場合はすぐにご相談くださいね。